2年間アメリカの現地大学でスタッフ職として働いたわけですが、やはり大学という場所柄もあって他のアメリカの一般企業でよく聞く話とはまた別の職業倫理であったり常識や特徴などがあるなという印象を受けました。これまでよく耳にしたアメリカでの一般的な企業での話と私が働いた大学という職場との間で感じた相違のようなものを少しまとめます。
大学スタッフ職の長所
- 変な人が少ない。全般的に優しくておっとりした人が多い
- パソコン環境についてかなり自由に希望を聞いてくれる( MacユーザーにはちゃんとMacを用意してくれる(アメリカ大学教職員のパソコン環境参照)
- 人権やLGBTQに関する意識はかなり高いため、私のような外国人という立場の人間も働きやすい
- 新学期前などの繁忙期はあるが、夏休みやサンクスギビング〜年末などはかなりリラックスした状態になりその時期の休みは取りやすい
大学スタッフ職の短所
- 給料は一般企業の同レベルポジションよりも少なめ(それぞれの大学によるけれど、少なくとも私の勤めていた大学ではそういう印象)
- 祝日が少ない(これも勤務先大学による。私が勤めた大学は祝日が少なく、MLK DayとかVeterans Dayとかも通常の勤務日だった)
- 有給休暇日数が少ない(これも大学によるが、私が勤めた大学は以下略)
- 基本的に在宅勤務はできない(ごく稀に可能なポジションもあるかも)
あとは長所とも短所とも一概に言えないけれど、一般企業との違いとして、「大学職では長年勤める人が一般企業よりも多い」というのもあります。ある意味特殊な職業になってくるので、大学関連に絞ると転職先のオプションがあまり無いというのが原因の一つかなと思います。ただ、私がいた大学では大学全体がかなりマンモス校だったので、大学内での転職というのは結構ありました。こっちの大学では各学部や部門が独立して人を雇うので、学内での「ポジション異動」というのは無いわけです。
上に挙げた長所・短所ともに4つずつとなりましたが、個人的に短所について自分が「嫌だ」と感じた思いが長所を上回ったので退職を決めました。
私が退職を決めた一番の理由は休暇日数が少ないということだったので、個人的には給料が少なめでも「多忙でない」「休み取れる」「人間関係が良好」という条件が揃っていれば今後も大学職員のポジションは進んで受け入れるだろうなと思います。基本的には大学という場所が結構好きなので。
これが2021年末の話になりますが、その後ちょっと腕を骨折するというアクシデント(?)が発生します。