前回の記事でNY地下鉄のひどさについて語りましたが、そもそもなぜNYの地下鉄はここまでひどいのか。原因は何なのか?という話を先日パーソナル・チューターと話した内容をもとに紹介したいと思います。※パーソナル・チューターについての記事はこちら
チューターとこの話をするにあたり、NY Timesの以下の記事を一つピックアップし題材にしました。まさに地下鉄のひどさの元凶に迫った記事で、とても興味深い内容です。
M.T.A. Delays: How did the subway get so bad? -by NY Times, Feb 20, 2018
内容を平たく言うと歴代の市長はじめ政治関係者がMTA の予算をまともな形で管理しておらず、さらにウォール・ストリートのバンカー利権も絡んで市民に還元できるようなシステム改善は何十年も行われてこなかったということのようです。政治家どころかウォール・ストリートまで絡んでいるところがややこしいですが、これならNYという大都市がここまで地下鉄で遅れを取ってきたのも少し納得です。

また上記記事でも少し言及されている「信号トラブル」は、まさにNY地下鉄の名物と言えます。地下鉄での信号が上手く機能していないがために、走行車両が先行車両に追いついてぶつからないよう駅の途中途中で停車するものです。ちなみにチューターは、この信号トラブルが彼女にとって最も苛だたしいものの一つだと言っていました。
そこで、他にもNY地下鉄で苛つく事項をリストアップしてみました。私、チューター、そしてこれまで地下鉄について話した人々の意見を元に。
- 信号トラブル(途中で逐一停車または徐行運転する)
- 夏場の地下鉄駅での気持ち悪い蒸し暑さ
- メトロカードの改札スワイプトラブル(前回の記事参照)
- 週末には走る路線が縮小・変更される(より一層まともに動かない)
- 突然普段乗ってるローカル線が特急に変えられたりする
- MTA職員は基本ひどい対応である
- ほとんどの地下鉄駅にエレベーターがなく、車椅子等での利用は厳しい
もはや車両や駅が汚いとかいうのは置いておいてもこれだけあるのが笑えてきます。私としては、5.のローカル線が特急に変えられるというのが一番苛つきます。ローカル線しか止まらない駅に行くからローカルに乗っているのに、突然「この駅から特急になるから!」と雑にアナウンスされた時の腹立たしさ。また、7.に関しては苛つくとかいうレベルを超えてどうかと思います。あとは、週末に路線があれこれ変わるのがすごく嫌だという人もやはり多いです。
チューターと議論し、更に2回に渡ってここに書いても書ききれないNY地下鉄の凄さ。次回は、ここまで最低と銘打ったNY地下鉄の良いところ…も探ってみようと思います。