Eビザ、Lビザの配偶者はEAD(Employment Authorization Document: 就労許可証)を取得しなくても米国で働けるようになったという2021年終わりに出たニュースは現在(2022年夏)ではもうだいぶ広まっていると思います。
先の記事(続編:Eビザ、LビザはEAD不要に)でも少し触れていますが、各自のアメリカ出入国記録であるI-94において、新たなコード(Class of Admission、例えばEビザ配偶者であればE1SかE2Sなど) を取得すればこのアップデートされたI-94がEADの代わりになります。このI-94をアップデートするにはアメリカから出国し(どっか海外行って)、戻りの再入国の際にカスタム・ボーダーで自分のI-94に新たなコード(Class of Admission)をもらうことができるはずです。
「できるはずです」と書いたのは、私はそれが出来なかったからです。
今回、カナダのナイアガラを観光するのに合わせてアメリカ再入国時にI-94に新たなコードをEAD向けに付与してもらう予定でした。車、陸路での移動です。他の在米駐在帯同の方のブログで、メキシコから空路でアメリカ再入国の際にEADのためのコードを入手したという記事も見かけました(*こちらが当該記事。参考になりそうなのでリンク載せます)。
で、当然陸路でも問題なくできるはずだと私は考えていたのですが(しかもUSCISがこの新たなポリシーを発表してから半年くらい経っていた)、出来ませんでした。
カナダから米国デトロイトの国境に入る際、CBP(Custom Border Protection)の職員に「今後EADの更新をしなくて済むために、今のI-94に新たなコードを付与してくれ」と伝えました。車の中でその依頼をしたら、その職員からオフィスへ行くように指示をされ、車を指定場所へ停めてオフィスへ。再びオフィス内の職員に同じ事を説明すると、
「I-94の期日はまだ来年まであるからアップデートは出来ないよ」とか、「E2ビザなら対応できるけど(←は??)」とか、意味不明なことばかり言いだす職員。
「I-94の期日は更新されなくてもこの際どうでもいいとして、COA(Cord of Admission、私の場合E1S)は付与してもらわないと困る。そうでないと今のI-94のままではEADの代わりにならないのだから。」と伝えると、「あなたのEADはまだ10月まで期日あるでしょ、だからその必要はない」とか「EADに関しはUSCISに連絡して」といった回答(回答にもなっていない)。
そもそもEADの発行そのものはUSCIS管轄ですが、I-94はこのCBPが担当なのだからI-94が就労許可の証明になる以上アンタらが対応する以外ないでしょうが。と職員らの頭を引っぱたきたくなりましたが、どうやらUSCISの新たなポリシーそのものも理解していないように思える。しかもUSCISがそう言っているのなら証拠のオフィシャル・レターを見せろなどと言われましたが、こちらはそんなものありません。ただの嫌がらせとして言っているようような感じの言い方でした。
そうして複数人の職員と押し問答を繰り返したもののなんの役にも立たず、結局なんのコード付与もないまま立ち去ることになったのでした。
次回に続きます。