続編:Eビザ、LビザはEAD不要に

2021年11月にUSCISから発表されたこの朗報、ようやく続報が出ました。前回の記事でE,Lビザ配偶者は有効期限内のI-94記録をもって就労許可とすることができるようになる旨を書きました。ただ一点気になったのが、「I-94のシステム移行をする」という準備期間が昨年末時点では明記されていなかったこと。その後USCISホームページでの新たなアップデート情報も見当たらなかったので、いつからEADは更新しなくていいのかが不明瞭でした。

こちらが2022年3月に発表されたUSCISからのPolicy Alertです。

この文書には21年11月に出された発表内容にも言及した上で、現時点でのアップデートを書いてくれています。この発表によるとI -94のシステム変更については11月時点で触れていましたが、今回22年1月30日以降の新たなコードが付いたI-94がそのままEAD証明となり得る、1月30日以前に発行されたI-94を持っている人に関しては、これからUSCISが通知を郵送すると。この通知がEAD証明の役割を果たすとのこと。

この4月辺りでEADが切れてしまう人は残念ながらEAD更新をやらないといけなさそうですが、夏から秋頃に期限がある人はもう完全にEAD取得は要らないはずです。

しかしながら今回気をつけなくてはいけないと感じたのは、日系リクルーターによるトラップです。トラップというより、単に無能なだけかもしれませんが、私はきのう日系企業のリクルーターから普通に嘘の情報を与えられました。現在私は仕事を探しており、割と頻繁に日系リクルートエージェントから連絡が入ってきます。昨日あるエージェントからの電話に対応したところ、EAD期限を訊かれました(これも、米企業がまず聞くことはない内容と思われる)。私は今秋が期限だと答えると、「ああ、ではEADは更新しておかないといけませんね。」と。は??

その時点では私も3月のUSCISアップデートを知らなかったのですが、少なくとも今後EAD更新は不要である事は知っています。そのエージェントが言うには、E,Lビザ配偶者はEAD更新が要らなくなるという発表は出たけれども、「更新の意思を雇用主に示す必要があり」「念のため更新しておくべき」であると。また「万が一EADが有効とされなくなって就労許可がなくなったら会社を辞めなくてはならない」とも言及していたので、このエージェントとしては顧客である日系企業からのクレームを抑えるべく、個々人の候補者たちに自腹で無駄なEAD更新手続き($410)をさせようとしているようです。

大体この日本的「念のため」「万が一」文化になぜ在米居住者の我々が400ドルも出して付き合ってやらなければならないのか。そんなに「念のため」更新させたいならその企業らが更新料払うべきです。

おそらくこのエージェントは3月のアップデートを追ってなかったのではないかとも思いますが(それもプロとしてあり得ない事ですが)、いずれにせよ私としてはこうした日系エージェントやこれの顧客企業に今後関わるつもりはないので真相はわかりません。だいたい日系エージェントや企業がアメリカで日本人を食い物にするような態度が何とも気に入らない。

私は今回、このエージェントの言うことに妥当性が無いと思ってUSCISのソースを当たりましたが、そのまま鵜呑みにして「あ、なら今すぐ更新しなくちゃ!」などと動く人だっているかも知れない思うと何とも残念です。

もちろん、正確な情報を掴んでいるまともな日系エージェントもいるはずですが、結局「在米日本人は日本企業とそのエージェントによる雇用には警戒しなくてはならない」という悲しい事実を痛感したのでした。

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