前回の記事でのビデオ会議は、風邪だったという言い訳を差し引いてもひどい出来栄えだったという自負がありました。ビデオ通話の最後に「このインタビューで候補者を2~3人に絞るので、それから連絡をする」と言われましたが、私は終わった瞬間に「ここは落ちた」と確信したので、後はもう色々忘れて残りの日本滞在を楽しんでいました。
ところがアメリカに戻った翌日に先方から「明日セカンド・インタビューに来れますか?」との連絡が。明日ってかなり急だし時差ボケもあるししんどいな…と思いつつも先延ばしするのもまた面倒なのでOKと返事しました。この対面インタビューにおいてもアジェンダが送られてきて、複数の人々と面接をし、今回はプレゼンはないもののライティングテストが前受けたポジションよりも長めの30分。トータルで3時間15分~30分の予定になりました。
職務経験の資料作成
一時帰国中はこのポジションの応募要項をあまりきちんと見ていなかったのですが、セカンド・インタビューの連絡を受けて改めて読むと、選考過程において「ライティングテストの他に、職務関連の経験についての詳細な情報・資料を提出することが求められるかも」的なことが書かれています。ライティングは当日ぶっつけだからいいとして、職務経験の資料は先方との連絡やり取り中も要求はされていませんでした。レジュメで情報は足りたのかな?と思いつつも気になったので、その日のうちに具体的な数字もある程度入れて自分の経験・スキルのリストを作成し、当日の朝に面接コーディネーターへ「ご参考までに」としてメールで送っておきました。何せ、プリンタのインクが切れて印刷・持参するということができなかったのです…。
強烈な教授陣とのインタビュー
当日、まずは部署のメンバー複数人(6人程)と面接。各人がローテーションで質問してくるお馴染みの形で、前回のビデオ会議面接での質問と重なっているものもありました。少し悩まされる質問もあったものの、少なくとも電話と違ってちゃんと聞き取れるし和やかな雰囲気の面接でした。
次はこのポジションで入ったら一緒に働く機会が多くなる教授2名との面接。そのうちのお一人がメインで質問をする形でしたが、いかにも頭の切れる変人(良い意味で)といった感じの教授でその場でボンボン自分の中で思いつく質問を矢継ぎ早にしてくるスタイルでした。この教授、なんにもインタビュー質問は用意していない。この場で思いついたことを聞いているんだわ…と悟りました。
ただ私としては、用意していた質問を棒読みで聞かれるよりも私の経歴を見ながら思いついた疑問をどんどん聞いてくれるこのやり方は、普段のインタビューでは言えなかった詳しい部分の説明もすることができ、満足度の高い楽しいインタビューでした。このとき彼の手には私が前日作った職務経験資料があったので、コーディネーターが印刷して配ってくれていたようです。この詳細情報をもとにいろんな面白い質問をして下さったので、前の晩の即席資料ながらも用意して良かったなと思いました。
ちなみにもう一人の教授は殆ど聞いているだけで、ようやく口を開けたと思ったら「君はAnn Arborに住んでいるんだよね?」と。そうだと答えると「この郵便番号だと、Ann Arborから20マイル離れた住所って事になるよ」と言ってニヤリ。提出した一部の書類で、私は郵便番号数字を一つズラして書いてしまっていたのです。メインインタビュアーの教授は「またそういうどうでもいい事言いやがって」的なジェスチャーをしましたが、こっちの教授もまた面白そうなインテリ変人だなあとワクワクしたのを覚えています。まあでも郵便番号間違えたら普通にいかんよな…
次は後編、難関のライティングテストと残り2つのインタビューです。